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新潟県立江南高等特別支援学校は知的障害のある高校生が通う特別支援学校です。

電話でのお問い合わせは    TEL.025-381-0077

〒950-0116 新潟市江南区北山1510

入学者選考について

Q 入学者選考のシステムについて教えてほしい。
A 新潟学区入学者選考のページをご覧ください。

Q 「総合選考方式」とはどのようなシステムですか。
A 新潟市、弥彦村にある中学校の生徒は、新潟学区での受検になります。県立江南高等特別支援学校、同
 川岸分校、県立西蒲高等特別支援学校、県立新潟聾学校知的障害学級に定員や通学の利便性等を考慮し、
 総合的に判断し受け入れ校を決定するシステムです。このシステムは、希望者全員を受け入れるためのシ
 ステムです。

Q 「特別支援学級に在籍していない」と受検はできないのでしょうか?
A 特別支援学級に在籍していなくても、受検できる可能性はあります。しかし、当校は知的障害を対象と
 した教育課程を実施しているため、本人に合うかどうかは学校での相談や当校の教育相談等を通して十分
 吟味してください。なお、特別支援学級に在籍していない場合は、県教委に出願資格申請を在籍校を通じ
 て提出し、許可を得る必要があります。11月初旬頃に公表される募集要項を参照ください。

Q 「療育手帳」がないと入学できないのでしょうか?
A 「療育手帳」がなくても入学できます。しかし、当校では、福祉等のサービスを受けるために必要な手
 帳である「療育手帳」等を取得するように勧めています。また、卒業後、企業への就職で障害者枠での採
 用となるためには、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳が必要となります。

Q 入学者選考当日はどのようなことをするのですか?
A 職業学級を希望する方については、入学者選考当日は「面接」「学力調査」「作業能力調査」「運動能
 力調査」を行います。面接、諸調査並びに調査書・推薦書を含めて総合的に選考します。
  普通学級や重複障害学級を希望する方は、「面接」を行います。調査書及び面接の結果に基づき、総合
 的な審査を経て入学者を選考します。
  また、職業学級・普通学級・重複障害学級のすべてで、保護者の方の面接も行います。

Q 高等学校と高等部のどちらに進学したら良いのか迷っている場合は、どうしたら良いですか?
A 早期の教育相談をお勧めします。本人や保護者が最良の判断ができるように、アドバイスを行います。


職業学級について

Q 職業学級はどんな学級なんですか?
A 企業就労を目指し職業自立と社会自立を目指す学級です。

Q 卒業後は企業就労できるのですか?
A 卒業後の一般就労をお約束することはできません。入学して学習を重ね、本人の適性に合った職業自
 立と社会自立を目指します。

Q 普通学級との違いは何ですか?
A 職業に関する学習の時間を多く設定しています。
  ・ビジネスマナーや職業スキルなどの学習をします。
  ・企業体験や職場実習など、実際の職場で学ぶ時間を多くします。
  ・清掃、介護、流通、接客、事務補助などの職種について学習します。
  ・ワープロ実務検定、表計算実務検定、職業技能検定(清掃)、自転車安全運転認定検定、アビリン
   ピック種目などの各種検定や資格取得に取り組みます。

Q 国語や数学等の教科学習はありますか?
A 国数理社英などの教科の時間はありません。より実社会に生かすことができる力の育成を目指し、職
 業教養や一般教養として「聞き取りやメモ」「計算スキル」「社会のルール」「ビジネス英語」などを
 学習します。

Q 誰でも職業学級を受検できるのですか?
A 新潟学区入学者選考のページを御覧ください。

Q 教育相談では何をするのですか? 準備は必要ですか?
A 受検要件の一つに「出願前に教育相談を受けること」とあります。日を定めた教育相談については、
 職業学級についてご理解を深めていただくために実施いたします。教育相談ですので、特別な準備は必
 要ありません。日を定めない教育相談については、随時受付を行っています。
  担当:教頭(025-364-4492)までお問い合わせください。

学校生活について

Q 電車やバスを利用した経験が少なく、通学が不安です。
A 職業学級は、公共交通機関等を利用して、自力通学が可能な生徒を対象にしています。普通学級・重
 複障害学級の生徒については、保護者による送迎や送迎サービスを利用しての登下校も可能です。自力
 通学については全校体制で支援しておりますが、安全に登下校をするために、是非、入学前にお子様と
 「通学時間に」「実際に利用する交通機関で」「乗車や降車の仕方・車内での過ごし方」の練習をして
 ください。徒歩、自転車通学も可能です。自転車を利用する場合は、入学後、学校に許可願を出してく
 ださい。

Q 昼食はお弁当を持たせる必要がありますか?
A 業者委託の給食を実施していますので、お弁当を持たせていただく必要はありません。


Q 家庭の都合で、早く登校、遅く下校させてもいいですか?
A 原則できません。登校時刻は、公共交通機関の時刻表を基に設定しています。時間にもよりますが、
 ホームルームの時間まで教室で一人で過ごすことができれば、決められた時刻よりも早い登校は可能で
 す。
  ただし、生徒の安全確保の観点から事前にアセスメントや相談を十分に行わせていただきます。そう
 でない場合は、送迎サービス等を利用してください。下校の場合も同様です。なお、登校方法や時間等
 について御心配がある方は、入学前に御相談ください。

Q 部活動はありますか?
A 部活動はありませんが、保護者が中心となって運営する放課後活動クラブがあります。生徒の希望を
 募って、バスケットボールクラブ、フロアホッケークラブ、アートクラブを週1〜2回行っています。
 の他にも、スペシャルオリンピックスなどに所属し、バスケットボールやバレーボール、サッカー、
 ロアホッケーなどのスポーツを楽しんでいる生徒がたくさんいます。

Q 制服はありますか?
A 制服はありませんが、推奨服があり、登下校や式典(入学式や卒業式、職場見学や実習・面接等に
 ふさわしい物の着用を奨めています。ブレザーは、胸にエンブレムの付いたグレーの物を斡旋していま
 。ズボンやスカート、ブラウス等は、各自で用意しています。

Q 携帯電話を持ってきていいですか?
A 携帯電話は、登下校の緊急時のみの使用に限定しています。入学後、その規則を守れる生徒が、学校
 許可願を出して持ってきています。なお、登校後は、学級担任に預けます。

Q 教科書は各自で買うのでしょうか?
A 一般の高等学校のような教科書は使用しませんが、学習によってはテキストを使用する場合がありま
 す。学校で一括購入します。実費を頂く場合もあります。

Q 連絡帳で毎日の子供の様子などを知らせてもらえますか?
A 連絡帳は、各類型で形式や活用方法が異なりますが、類型ごとに共通するその日の活動内容や連絡事
 項を印刷してお知らせします。その上で、類型によっては生徒が活動の様子や感想を書くところもあれ
 ば、職員が一人一人の様子を書くところもあります。特にお伝えしたいことがある場合は、職員が詳し
 く状況や様子を書きます。また、電話でさらに詳細を連絡するなど、保護者の皆様と密に連絡をとりな
 がら、生徒の支援に当たるよう努めています。

Q アルバイトは許可していますか?
A 基本的には認めておりません。職場実習や体験実習として働くことを経験することは勧めています。
 家庭の経済的な事などを勘案して認める場合もあります。

Q 在学中に自動車運転免許は取れますか?
A 3年生の夏休みや土日に、自動車学校に通って取る生徒もいます。学校の勉強をおろそかにして自動
 車学校に通うことは、認めておりません。  

卒業後の進路

Q 卒業後、大学や専門学校に進学できますか?
A 特別支援学校は学校教育法に規定されている学校であり、通常の課程による12年の学校教育に該当し
 ますので大学受験は可能です。ただし、当校は大学受験や専門学校への進学に対応した学習をしていませ
 ん。卒業後の進路については十分に御検討ください。
  なお、単位取得証明の提出を求める大学や、入学条件を満たさない専門学校もあります。

Q 進級や卒業はどのように決まりますか?
A 当校は単位制ではありませんので、単位取得のために試験を行うことはありません。出席日数について
 も具体的な数値は決まっておりません。年度末に、全職員で進級・卒業について査定会を行い、校長が決
 裁します。

Q 主な進路先を教えてください。
A 令和2年度末の状況(卒業生60人)
  ・企業への就労者      24人 
  ・福祉サービス利用者    35人 → 就労移行利用    7人、就労継続A型利用 0人、
                      就労継続B型利用 14人、生活介護利用  10人、
                      自律訓練      4人、地域活動支援
                                     センターV型 0人、
                      
  ・進路希望者         1人 → 在宅        1人

Q 卒業後の支援を教えてください。
A 卒業後も必要に応じ、関係機関と連携しフォローアップしていきます。いつでも学校へ連絡ください。
 なお、在学時から卒業後必要になる関係機関とはつながりを持てるような取組も行っております(ハロー
 ワークや就業・生活支援センター、相談支援事業所等)。

Q 職場実習先はどのようにして決められますか?
A <企業の場合>
    2年生は、学校の持っている実習企業リスト(当校の職場実習に協力いただいている企業で約150
   社あります)から本人の希望や適性、授業の様子を基に、本人、保護者、担任で相談して決めていき
   ます。3年生は、原則として、障がい者の雇用計画(求人)のある企業で行います。
  <福祉施設の場合>
    本人のニーズ、保護者の願いによって、福祉サービス(就労移行、就労継続A型・B型、生活介護、
   地域活動センター等)を選びます。また、施設見学等を通して、本人の希望や適性を基に、本人、
   保護者、担任で相談して決めていきます。

Q 職場実習先と就職先は関係してきますか?
A 1・2年生時は、本人の力を伸ばし、適性を知ることを実習の目的としています。そのため、実習先は
 就職先として意識したものではありません。3年生時の実習先は、生徒の進路希望に応じて、障がい者雇
 用計画のある企業で実習をしますので、就職先を意識したものとなります。


寄宿舎

Q 寄宿舎に入りたいのですが…。
A 寄宿舎への入舎は、2・3年生を対象としています。希望を募り、入舎定員や寄宿舎での生活訓練の必
 要度などを考慮して入舎の可否を決定します。また、寄宿舎への入舎を前提とした入学者選考は、行って
 おりません。

Q 学校が休みの日、寄宿舎はどうなるのですか? 入舎定員は?
A 学校の休業日には、閉舎します。
  入舎定員は、2・3年生で24人(男子16人・女子8人)です。
   詳細寄宿舎のページを御確認ください。



その他

Q 授業料はいくらですか?
A 入学金及び授業料はありませんが、毎月納めていただく諸経費はあります。なお、保護者の所得に応じ
 て「交通費(定期券代)」「修学旅行費」「学校給食費」「寄宿舎経費」「校外学習費」「その他」の項
 目について、特別支援教育就学奨励費が、国・県から支給されます。
  平成31年度の1年生の諸経費は、修学旅行の積立金を含めて、1か月16,500円です(8月と3月を除く
 10か月納入)。


Q 保護者同士の交流会などはありますか?
A 学期末に保護者懇談会を実施したり、PTAで学年の茶話会や親子行事・講演会等を実施したりするな
 ど交流の機会が設定されています。また、PTA懇親会もあります。


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